課題名 |
北海道和牛産地高度化促進事業(産地育成) |
研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部畜産試験場
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研究分担 |
肉牛グループ,技術支援グループ,家畜衛生グループ,畜産工学グループ
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研究期間 |
継H25~29 |
年度 |
2015 |
摘要 |
目的:優良遺伝資源を供給し繁殖雌牛の生産性を向上させることにより、改良増殖効果を高め、和牛産地の育成を支援する。、成果:対象となるモデル地域を3か所(JAさらべつ、JAおとふけ、JAオホーツク網走)選定した。各モデル地域における牛群の産肉能力や繁殖成績、年齢構成等を把握した。さらに各モデル地域内にモデル農家(2~3戸/地域)を選定した。取組前の子牛市場日齢体重の成績は、全てのモデル農家で去勢、雌ともに全道平均より低かった。また枝肉重量の育種価は+24~41㎏であり、全道平均(+37㎏)と同程度であったが、脂肪交雑では+1.03~1.54であり、全道平均(+1.45)より低い農家が多かった。各地域に牛群の状況を示し、優良牛の活用を促した。また、モデル農家の飼養管理調査を行い、子牛の発育不良や下痢が多発した農家に対して、分娩前後の増飼いを指導したところ、下痢が減少し発育が改善した。、
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カテゴリ |
育種
遺伝資源
飼育技術
繁殖性改善
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