多様な栽培環境に対応した適正な水田土壌管理技術の開発、(3)多収性品種別の養分吸収量と栽培前後の土壌化学性

課題名 多様な栽培環境に対応した適正な水田土壌管理技術の開発、(3)多収性品種別の養分吸収量と栽培前後の土壌化学性
研究機関名 新潟県農業総合研究所
研究期間 継H27~29
年度 2015
摘要 目的:水田の地力低下が問題になっており、鉄やケイ酸、マグネシウムなどの減少が明らかになっている。今後は水田フル活用が推進され、飼料用米などの多収性品種の作付拡大が予想され、乾物生産が旺盛な多収性品種の栽培は土壌からの養分吸収量が多く、生産物の利用形態によって収奪される養分が大きく異なると考えられる。そこで、水稲の養分吸収量を把握し、土壌の理化学性の変化に及ぼす影響を明らかにすることにより、多収性を維持するための効率的な地力維持施肥法を確立する。、成果:乳牛堆肥の施用によって土壌の可給態窒素は高まり、トルオーグ法リン酸、交換性塩基等が高く維持され、収量は対照区より有意に高まった。発酵残渣の施用では可給態窒素が高まる傾向が見られ、交換性石灰・苦土が維持され、収量は対照区より有意に高まった。稲わらの施用では可給態窒素は維持される傾向が見られたが、収量は対照区との有意差が認められなかった。
カテゴリ 飼料用米 水田 施肥 多収性 土壌管理技術 乳牛 品種

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