課題名 |
モモ優良品種選抜と栽培技術の確立、1 モモ優良品種の特性調査と栽培技術の確立(第4次)、(1)モモ優良品種の特性調査 |
研究機関名 |
山梨県果樹試験場
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研究分担 |
落葉果樹栽培科
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研究期間 |
完H23~H27 |
年度 |
2015 |
摘要 |
検討6品種について生育特性と果実品質を調査した。本年の開花始めは平年に比べて1日遅く、収穫期は3~5日早かった。7月上中旬に収穫となる品種では品質の低下がみられたが、全体的に果実肥大は良好であった。「平成小町」は7月上旬に成熟し、果肉が粉質化した果実もみられ食味が劣った。「まなつ」は7月上旬に成熟し、小玉で果肉障害の発生が多かった。「赤宝」の成熟期は7月上旬で、酸味が強い特徴があった。「あまとう2号」は7月中旬に収穫となり、着色や食味は良好であったが、果肉障害の発生が多かった。「まどか」は7月下旬に成熟し、食味は「浅間白桃」に劣った。「千種白鳳」は7月下旬に収穫となり、玉張り良く糖度も高かったが、落蕾症や変形果の発生が認められた。、 第4次検討では既存の主要品種に比べて優れた特性を示す品種は認められなかった。
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カテゴリ |
あま
果肉障害
栽培技術
品種
もも
良食味
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