課題名 |
県産モモの輸出促進に向けた輸送過程における鮮度保持技術の改善、1 鮮度保持技術の改善、(1)輸送過程の温度管理及び品種特性の検討、 |
研究機関名 |
山梨県果樹試験場
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研究分担 |
生理加工科
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研究期間 |
継H26~H28 |
年度 |
2015 |
摘要 |
出荷からシンガポール到着までの輸送温度を場内の冷蔵庫を使用して再現し、改善方法について検討した。併せて主要品種における輸送後(想定)の果実品質について調査した。、 改善方法として国内輸送時の温度を慣行区30℃と改善区5℃で試験した。「日川白鳳」は両区とも到着時(出荷から15日後)にはすでに軟化し、商品性はなかった。「なつっこ」では、慣行区は到着時まで商品性はあったがその後は低下した。改善区は到着1日後まで商品性はあった。「浅間白桃」は両区とも到着時は商品性があったが、その後は果肉の粉質化などにより商品性はなかった。、 「嶺鳳」は両区とも到着2日後まで商品性があり、硬度の低下が少なく日持ち性に優れる傾向があった。改善区で到着後の硬度が高い傾向があったが、各品種とも到着後に商品性が低下し、今後の検討が必要であった。
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カテゴリ |
温度管理
出荷調整
鮮度保持技術
品種
もも
輸出
輸送
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