課題名 | Ⅶ 乳肉用牛の放牧管理技術の開発、2 肉用牛の親子周年放牧技術の確立 |
---|---|
研究機関名 |
山梨県酪農試験場 |
研究分担 |
草地環境科 |
研究期間 | 新H28~32 |
年度 | 2015 |
摘要 | 肉用牛肥育農家の経営は、全国的な繁殖牛頭数の減少による子牛価格高騰で、非常に厳しい状況にある。一方、本県の耕作放棄地面積は依然高い水準にあり、今後も多様な利活用を推進する必要がある。耕作放棄地等を活用した放牧は、低コストかつ省力的な飼養が可能であり、肉用繁殖牛の増頭に効果的な手段となり得る。しかし、野草放牧は、栄養的に不安定で農家の不安感が強く、土地生産性も低い。また、子牛の放牧が困難で、冬季は畜舎飼養となるため、メリットは限定的である。そこで、春~秋季及び冬季放牧用の高栄養、高生産性放牧草種の選定、農家実証に基づく飼養管理プログラムの策定、経営評価を行い、本県の気象条件に適した親子放牧技術を確立する。 |
カテゴリ | 管理技術 経営管理 飼育技術 低コスト 肉牛 繁殖性改善 放牧技術 |