課題名 |
作柄安定及び作期拡大による儲かる中山間地農業技術の確立 |
研究機関名 |
鳥取県園芸試験場
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研究分担 |
日南試験地
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研究期間 |
継、H26~30 |
年度 |
2015 |
摘要 |
目的:夏秋トマトは、日射制御型拍動自動かん水装置の実用性検討を行う。夏ネギは、前進作型の安定化と機械化対応育苗技術の確立。ブロッコリーは、ボトニング対策技術の確立を行う。、成果:日射に応じた少量多かん水を低コストで実現する日射制御型拍動自動かん水装置の夏秋トマト雨よけ栽培への適応性を検討した結果、かん水開始初期の萎れやそれに伴う中高位段での草勢低下が認められ、慣行かん水よりやや早目のかん水開始が必要と考えられた。拍動タンク方式よりも、かん水状況が液晶表示されるタイマー方式の方が操作ミスが起こりにくく使い勝手に優れた。、 夏ネギの200穴セルトレイを用いた直置き育苗法を確立するため、盆前どりに適したは種期および芽出し処理の検討を行った結果、芽出し処理により初期生育が旺盛となったものの収量への影響は認められなかった。また、2月は種・芽出し処理なし区でも1月は種区と同程度の収量が得られたことから、従来より育苗期間が短い2月は種でも問題は生じないと考えられた。、 ブロッコリーの初夏どり作型におけるボトニング発生低減を目的として、施肥改良、ロング肥料の利用およびトンネル被覆処理が生育へ及ぼす影響を検討した結果、ロング肥料の利用およびトンネル被覆で初期生育が旺盛となった。平成27年初夏は気温が高くボトニング発生が少なかったため、ボトニング低減効果は判然としなかった。
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カテゴリ |
育苗
機械化
施肥
中山間地域
低コスト
トマト
ねぎ
ブロッコリー
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