| 課題名 | スギ梁桁乾燥材の品質の安定化に関する研究 |
|---|---|
| 研究機関名 |
高知県立森林技術センター |
| 研究分担 |
資 源 利用課 |
| 研究期間 | 完H23~27 |
| 年度 | 2015 |
| 摘要 | 目的:森林・林業再生プランや公共建築物等木材利用促進法の制定等によりスギ梁桁乾燥材へのニーズが高まっているが、断面寸法が多様なため中小規模業者は混載乾燥を余儀なくされていることから、乾燥品質向上への技術確立が急務となっている。そこで、スギ梁桁乾燥材の品質の向上と安定化を目的として、高温蒸気式乾燥法により混載乾燥試験を行いその特性を把握し検討する。、成果:蒸気式乾燥法では乾燥が難しかった700~750kg/m3の高密度材の乾燥を可能とすることを目標として、密度に応じた強さの内部加熱が可能な高周波蒸気複合乾燥法を用いた乾燥試験を4回行った。、各回とも高温セットのあと高周波で内部加熱し、予定電力量を消費した時点で乾燥を終了するとともに、乾燥前後の寸法・重量、乾燥中の材中心温度、乾燥後の全乾法含水率・材面割れ・内部割れを測定した。、①1回目は、乾燥機メーカーの初期設定に近い設定で実施した場合、軽クラスは良好な仕上がりとなったが、重クラスは3分の2の材で含水率20%を上回った。、②2回目は、1回目の電力/脱水量「実測値」を用いたが、重クラスで乾燥不十分な材が多く現れた。、③3回目は、印加量を1、2回目の実績値よりも多めにし、乾燥促進のため、乾湿球温度差もやや広げて実施したが、乾燥前密度700kg/m3を超える材ではなお高い含水率が見られ、1、2回目には見られなかった内部割れが多く発生した。、④4回目は、乾湿球温度差を戻して高周波設定を「低出力・長時間」にして実施した結果、内部割れは軽度に止まり、内部加熱方式の場合、乾湿球温度差を小さく取る方が内部割れの抑制に効果的であることが分かった。 |
| カテゴリ | 乾燥 |