実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ小麦品種の育成

課題名 実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ小麦品種の育成
課題番号 2019030570
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
協力分担関係 民間(11)
農協・農事組合法人(3)
公設試験機関(8)
地方公共団体(1市)
(独)農林水産消費安全技術センター
大学(7)
研究期間 2016-2020
年度 2019
摘要 コムギでは、現地栽培試験や実需者の評価等によりパン用2 品種、日本めん用1 品種で許諾契約を獲得したほか、実需者等の要望により北海道で1 品種が産地品種銘柄設定に申請された。DNAマーカーを利用して、麺生地色の経時的な劣化が抑制されたコムギ縞萎縮病抵抗性系統を開発し、母本として利用を開始したほか、製パン性や穂発芽耐性等に優れる系統の選抜を進めた。スマート育種技術による効率的な品種育成を行うために、調査基準の統一化や系譜情報の取りまとめ、表現型データの収集を進めたほか、多波長画像解析装置を用いた穀粒の評価技術を検証した。このほかに、コムギのグルテン廃物の利用に関する知財化、時間が経過してもパンが固くなりにくい新しいタイプの小麦品種の育成と普及を共同研究先の企業と連携して進めた。また、行政からの要請に応え、かび毒の実態調査にも昨年に引き続き取り組んでいる。
カテゴリ 育種 萎縮病 加工適性 ゲノム育種 小麦 DNAマーカー 抵抗性 評価法 品種

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