課題名 | ゲノム編集・遺伝子組換え等基盤技術による動物の機能解明とその利用 |
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課題番号 | 2019030582 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
協力分担関係 |
民間(5) 社団・財団法人等(1) JA全農 地方公共団体(2県) 公設試験機関(3) 独法・国研等(2) 農業農村開発省国立畜産研究所(ベトナム) 科学技術アカデミー生物工学研究所(ベトナム) 大学(12) |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2019 |
摘要 | 家畜における基盤技術開発については、成長ホルモン受容体(GHR)遺伝子ノックアウトブタの後代作出を継続し、医療研究分野での利用を容易とする小型化免疫不全ブタ系統の作出を開始した。また、高脂血症モデルブタを用いた冠動脈疾患診断法及び治療法の開発と免疫不全ブタを用いたX 連鎖重症複合免疫不全症の治療モデルの確立のための免疫不全ブタの開発を進めた。 精巣移植を利用した新しい増殖技術については、アグー豚への適応を検討し、受精能を確認した。免疫系遺伝子等と疾病との関連については、実際商用豚集団においてNOD2 やTLR5 などの遺伝子多型をDNA マーカーとして用いた抗病性改良が生産性を向上させることを確認した。 このほか、免疫系等の生理機能の解析については、様々な豚ウイルスが不死化豚腎臓由来マクロファージ(IPKM)細胞に感染・増殖することを示し、豚ウイルスの新たな増殖・製造方法として2件の特許出願を行った。 |
カテゴリ | 治療法 DNAマーカー 豚 |