課題名 | 農産物輸出促進と食料の持続的安定供給を実現する植物保護技術の高度化 |
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課題番号 | 2019030609 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
協力分担関係 |
民間(2) 生産組合・協議会等(1) 農協・農事組合法人(3) 公設試験機関(19) 独法・国研等(5)(うち外国機関2) 筑波大学 秋田県立大学 岐阜大学 龍谷大学 静岡大学 |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2019 |
摘要 | リンゴの輸出検疫措置の国際基準提案のための低温殺虫処理の試験方法やカンキツ果実のミカンバエ寄生果率の調査方法を明らかにして、マツの輸出の障壁となるゴマダラカミキリ成虫の発生期間中の登録薬剤による防除を輸出向け産地で可能にした。これらの情報は行政部局へ提供した。JAPAN ブランド地域特産花き輸出の促進に向けて、ラナンキュラス及びマーガレットにおいて栽培ほ場現地で品質低下の原因となるウイルス・ウイロイドの検査法マニュアルを策定し現地の検査機関に技術移転した。日本茶の海外輸出を促進する上で課題となる輸出先国の農薬残留基準に対応するために構築した輸出対応型防除体系は5府県(静岡、京都、福岡、宮崎、鹿児島)で計27 種の輸出対応型防除体系の輸出適合性を確認し府県の防除暦等に反映された。国内未発生病害虫について目標の15 種を大幅に上回る39 種の迅速な検出・同定技術を本年度までに開発、収集・作成された有害動植物種のデータや同定支援手法の情報をデータベースとして大課題16 と連携して農研機構サーバー上で運用を可能にした。また、ジーンバンク保存の植物病原微生物(糸状菌、細菌、植物ウイルス)の情報を国内産植物病原菌同定補助システムプロトタイプとして農研機構内で試行的公開を開始した。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 植物ウイルス 植物検疫 茶 データベース 農薬 防除 マーガレット 薬剤 輸出 ラナンキュラス りんご その他のかんきつ |