13有機農業栽培技術の確立 (1)野菜における有機農業栽培技術の検証

課題名 13有機農業栽培技術の確立 (1)野菜における有機農業栽培技術の検証
研究機関名 栃木県農業試験場
研究分担 土壌環境研究室
研究期間 継H29~ R2
年度 2019
摘要 目的:先進事例を調査することにより野菜類の有機栽培技術を評価する。有機質資材の施用による環境への影響を評価する。
成果:調査農家において、ピーマン、ばれいしょの収量は少なく、だいこんの収量は多かった。ピーマンのほ場のほ場の可給態窒素は15mg/100g程度と高かった。トルオーグリン酸は概ね適正値だった。ばれいしょとだいこんのほ場は可給態窒素、トルオーグリン酸は低かった。両方とも交換性加里は基準値以上に高く、塩基バランスがくずれていた。
ばれいしょの収量は施肥量の影響が考えられたが、3品目とも病害虫の防除は特に行われておらず、病害虫の被害の程度が収量に影響したと考えられた。
形態別養分分析の結果、供試したボカシ肥料において、リン酸およびカリウムの肥料効果が高い傾向にあった。ボカシ肥効区の地表面下100cmの硝酸態窒素濃度が環境基準値を超過した。ばれいしょ栽培での単収および肥効率は化学肥料区が高かったが、だいこんの単収は有機慣行区が化学肥料区と同程度であり、有機慣行区の肥効率が高い傾向にあった。
カテゴリ 有機農業 有機栽培 土づくり 肥料 害虫 栽培技術 施肥 だいこん ばれいしょ ピーマン 防除

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