園芸作物の生産性向上技術開発 ～ブロッコリーやキャベツにおける夏苗生産技術の開発～

• 研究機関名: 東京都農林総合研究センター
• 研究分担: 園芸技術科
• 研究期間: 完H29-R1
• 年度: 2019
• 摘要: 温暖化の進行とともに平均気温は上昇しており、夏季には最高気温が35℃を越える猛暑日が増加している。また、高温や乾燥に加えて局地的な集中豪雨も発生するなど、夏季の野菜生産環境は年々過酷になっている。特に、苗半作といわれ作柄を左右する苗作りへの影響は大きく、多くの生産者が主要品目として夏季に育苗するブロッコリーやキャベツでは、生育の不揃い、軟弱化による立ち枯れなどが生産現場でみられている。今後、苗生産に対するこうした不安定要素はますます強まると考えられる。; そこで、本研究では、高温乾燥下におけるブロッコリーやキャベツの苗において、斉一性の向上や強健化を目的とした夏苗生産技術を開発する。苗の生産技術の改善によって、秋冬どり栽培の不安定さの解消や品質低下の防止に寄与する。
• カテゴリ: 育苗 乾燥 キャベツ ブロッコリー