課題名 |
環境に調和する畜産を推進するための技術開発
Ⅰ 臭気発生の少ない都市型畜産経営技術の開発
1 臭気の発生抑制・脱臭技術の開発
(2) 環境制御型養豚施設の実証試験
ア 空調・脱臭性能、維持管理および生産性に関する調査 |
研究機関名 |
神奈川県畜産技術センター
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研究分担 |
企画指導部・企画研究課
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研究期間 |
完H28~30 |
年度 |
2019 |
摘要 |
要約:密閉縦型堆肥化装置(以下「コンポ))2基の時間差稼働と制御システムを組み合わせ、コンポ排気熱からの安定した熱回収と利用技術を実証した。コンポ2基への原料投入を約7時間ずらして稼働し、排気熱と熱交換器を用いて得られた温水を離乳豚舎床暖房パネル10枚で利用したところ、排気熱のみで床暖房に利用可能な40℃以上の温水が長時間回収でき、ボイラー稼働時間は85.1%以上削減できた。また、コンポ投入ふん量(肉豚約1,300頭)相当の経営で用いる床暖房パネルを30枚とすると、年間灯油代約854千円が削減可能となり、熱回収利用システム設置費約370万円は、約4.3年、床暖房設置費約300万円も含めると6.9年で償還可能と試算された。
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カテゴリ |
環境制御
経営管理
豚
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