土壌伝染性病害に対応した露地ショウガ生産体系の確立

課題名 土壌伝染性病害に対応した露地ショウガ生産体系の確立
研究機関名 高知県農業技術センター
研究分担 病理・農薬管理担当
研究期間 継H28~R3
年度 2019
摘要 目的:根茎腐敗病の高汚染圃場を対象として、輪作などによる汚染低減法を検討する。また、青枯病の発生生態の解明や土壌消毒の効果などを検討し、防除技術を開発する。さらに、AIを活用した土壌病害診断技術の開発に取り組み、根茎腐敗病の土壌診断技術の高度化を図るとともに青枯病の土壌診断技術を開発する。
成果:根茎腐敗病について、カラシナおよびルッコラを栽培するとその後の発病が抑制されることを確認した。また、高汚染圃場において、土壌還元消毒などで防除効果が認められた。青枯病については、発病圃場において病原菌が深さ60~90cmからも検出されることを確認した。また、低濃度エタノールを利用した土壌還元消毒や石灰窒素を土壌混和した太陽熱土壌消毒が病原菌密度低減に有効であることを確認した。現在、青枯病の汚染種塊茎の除去方法を検討している。その他、両病害を対象として、発病抑制効果の期待できる微生物の探索や抵抗性誘導剤の効果検定を行い、発病抑制効果が認められるものが見つかっている。さらに、圃場中の病原菌検出状況などから発病リスクを予測する土壌診断技術開発のための調査も引き続き行っている。
カテゴリ 病害虫 青枯れ病 からしな しょうが 診断技術 抵抗性 土壌消毒 土壌診断 防除 輪作 ルッコラ

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