課題名 | 国産飼料基盤を支える高品質多収飼料作物品種の育成 |
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研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 北農研 作物開発研究領域 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 東北農研 畜産飼料作研究領域 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業業研究センター 畜産草地研究領域 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 畜産部門 飼料作物研究領域 |
協力分担関係 |
民間(8) (一社)日本草地畜産種子協会 ホクレン 熊本県酪農業協同組合連合会 公設試験研究機関(13) (独)家畜改良センター (国研)国際農林水産業研究センター 大学(9) |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2020 |
摘要 | 飼料作物において、高子実収量 F1 系統「北交 94 号」は目標収量 1t/10a を達成し、イアコーン等への利用の可能性があることから、親系統「Ho125」とともに新品種候補としたほか、耐湿性有望親系統「Na113」を新品種候補とした。気象リスク軽減については、播種時期に関わらず多収である暖地向けのトウモロコシ「PI2008」を活用した作付体系を公表した。また、周年グラス体系に向けてイタリアンライグラス「Kyushu 1」、草本系バイオマス燃料利用ではエリアンサス「JES1」の標準作業手順書(SOP)作成を進めた。民間企業と共同育成したイタリアンライグラス「KYI-01」は収量性と耐倒伏性に優れることから新品種候補とした。スマート育種技術では、ドローン画像の解析法について公表したマニュアルの利用が始まり、AI 利用についても技術提案を行った。 このほか、イタリアンライグラス等では地域適応性検定試験の継続及び開始を計画どおりに進めている。さらに、アルファルファ「ウシモスキー」など民間企業との共同育成品種は順調に普及が進み、また、アカクローバ「アンジュ」とフェストロリウム「那系 1 号」は機構内での普及活動体制を整えるため、SOP を作成した。ミスカンサスでは、バイオマス利用のほ か茅葺き新用途向けの 5 系統を新品種候補とした。 |
カテゴリ | アルファルファ 育種 イタリアンライグラス 飼料作物 新品種 耐湿性 とうもろこし ドローン 播種 品種 |