課題名 | 茶の需要拡大と生産力向上のための新品種、栽培加工技術、評価技術の開発 |
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研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶部門 茶業研究領域 |
協力分担関係 |
民間(20)(のべ数) 生産組合・協議会等(1) 農協・農事組合法人(1) 公設試験研究機関(7)(のべ数) 大学(9)(のべ数) |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2020 |
摘要 | 令和元年度に品種登録したチャ新品種「かなえまる」について、気象や栽培規模が異なる地域において現地実証試験を開始し、良好な初期生育を確認した。緑茶、半発酵茶、発酵茶の香りの違いや品種の香りの評価法について総説として取りまとめ、日本茶業学会誌に投稿し、公表した。「多揉捻法」を用いた製茶システムは、慣行法よりも乾燥速度が向上し、荒茶の歩留まり向上に繋がり、商品価値の高い本茶の割合が増加することを解明し、「多揉捻法」による高品質製茶法を開発した。可給態リン酸及び交換性カリウム含量が目標値を超える茶園においては、複数年間リン酸及びカリウムの無施用栽培が可能であることを確認し た。発生予察法を利用した主要チャ茶病害虫 13 種を防除対象とした IPM 体系を構築・実証し、効果を確認した。 |
カテゴリ | 害虫 加工 乾燥 需要拡大 新品種 茶 評価法 品種 防除 |