世代別個人の健康維持・増進に資する農産物の栄養・健康機能性の解明と食品開発

課題名 世代別個人の健康維持・増進に資する農産物の栄養・健康機能性の解明と食品開発
研究機関名 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農研 作物開発利用研究領域
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品部門 食品健康機能研究領域
協力分担関係 民間(19)(のべ数)
農協・農事組合法人(4)
公設試験研究機関(9)
(国研)産業技術総合研究所
(国研)国立がん研究センター
大学等(22)(うち
国外1)
研究期間 2016-2020
年度 2020
摘要 沖縄特産野菜であるへちま及びγ-ポリグルタミン酸高含有納豆の機能性表示食品の届出準備を完了した。これらの 2 品目に加え、ケルセチン高含有タマネギの認知機能維持作用をヒト介入試験等により解明し、機能性表示食品届出準備を行っているなど、計画以上の進捗があった。新たな農林水産物・食品の評価情報データベースは計画通りに公開し、ヒト胃消化シミュレーターの改良・製品化も実現した。
加えて、機能性表示食品届出支援のための研究レビューは、令和2年度に6件追加し、98 件の届出に活用された。輸出が増加しているカンショの輸送中の課題解決に九州沖縄経済圏スマートフードチェーンプロジェクト(九沖 SFC プロ)において取り組み、腐敗防止策を九州沖縄農業研究センターと連携して標準作業手順書(SOP)として取り纏めて公開し、プレスリリースも行った。さらに、令和元年度に島津製作所と共同で設立した NARO 島津ラボで開発の機能性成分等の分析手法が企業のホームページで6件公表される等、研究成果の社会実装が進んだ。
カテゴリ かんしょ 機能性 機能性成分 たまねぎ データベース へちま 輸出 輸送

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