課題名 | 国産農産物中のかび毒及びかび毒類縁体の動態解明並びに汚染の防止及び低減に関する研究 |
---|---|
研究機関名 |
宮城県古川農業試験場 |
研究分担 |
作物環境部 |
研究期間 | 継H30~R4 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:小麦及び大麦において,穀類中に蓄積しうるデオキシニバレノール(DON),ニバレノール(NIV)等のトリコテセンかび毒とそれらのアセチル体,配糖体のような類縁体の蓄積度合いを解明するとともに,麦の品種や栽培体系のような環境要因がこれらのかび毒類縁体の蓄積性に及ぼす影響を調べる。 成果:大麦は発病穂率が無接種無防除の区で60%程度の中発生,小麦は20%程度の少発生での試験とな った。発病度は小麦,大麦とも防除回数が多いほど小さくなった。夏黄金は2回防除では抑えきれず,3回防除が必要な結果であり,これまでの試験結果と合致した。DON,NIV,類縁体濃度測定結果が判明後,次年度の接種強度を検討する。 |
カテゴリ | 大麦 小麦 栽培体系 品種 防除 |