課題名 | 県内水田土壌の地力窒素の実態調査とコシヒカリにおける施肥診断技術の確立 |
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研究機関名 |
茨城県農業総合センター
農業研究所 |
研究分担 |
環境・土壌研究室 |
研究期間 | 継H29~R3 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:泥炭土壌の仮比重を考慮した施肥診断方法を確立する。また、温暖化に対応した「コシヒカリ」用全量基肥肥料を開発する。さらに、硫黄欠乏症状に対する硫黄を含む改良し剤の効果を明らかにする。 成果:泥炭質土壌では、乾土効果を考慮することで、施肥診断式への適用が可能と考えられた。全窒素含量は、仮比重との相関が高く、仮比重を推定するために有効な指標であると考えられた。「コシヒカリ」用全量基肥肥料を開発では、従来よりも緩効性窒素の割合を高めた全量基肥肥料が有望と考えられた。硫黄欠乏症については、「畑のカルシウム」の施用により、硫黄欠乏による初期生育停滞を改善し、収量を向上させることを明らかにした。 |
カテゴリ | 肥料 診断技術 水田 施肥 |