課題名 | 関東地域における減農薬栽培に対応した水稲種子伝染病病害に対する防除技術開発 |
---|---|
研究機関名 |
茨城県農業総合センター
農業研究所 |
研究分担 |
病虫研究室 |
研究期間 | 完H30~R2 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目標:飼料用稲の作付けが急増する中,種子消毒等はコスト削減のため行われていないため,ばか苗病等の種子伝染性病害の発生が問題となっている。温湯消毒は化学合成剤に比べて防除効果は不安定であるが,減農薬栽培に必要な技術である。そこで,飼料用稲品種において温湯消毒技術を基幹とした防除体系を確立する。 成果:適正な温湯処理条件は、「月の光」および「夢あおば」は60℃10分、「あさひの夢」は60℃10~15分および65℃10分であると考えられた。また、温湯処理前の事前乾燥により種子水分を10%未満にすることで、いずれの品種においても温湯処理後の発芽率の向上が認められた。 |
カテゴリ | 温湯消毒 乾燥 コスト 種子消毒 飼料用作物 水稲 農薬 品種 防除 |