課題名 | 新発生薬剤耐性サツマイモつる割病菌まん延防止のためのモニタリングと防除技術の開発 |
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研究機関名 |
茨城県農業総合センター
農業研究所 |
研究分担 |
病虫研究室 |
研究期間 | 継H30~R3 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:ベノミル耐性サツマイモつる割病菌の簡易迅速なモニタリング技術を確立するとともに,新たな防除薬剤を探索し登録拡大を推進する。また、サツマイモつる割病に有効な新たな防除薬剤を探索し登録拡大を推進する。 成果:サツマイモつる割病発病株等に形成された菌糸をTEバッファーに懸濁し、簡易抽出したDNA溶液を用いて、β-チューブリン遺伝子の6番目および198番目のアミノ酸コドンをターゲットとして作製したプライマー・プローブセットを使用したLAMP-FLP法により、ベノミル耐性菌の検出が可能であることを明らかにし、簡易なモニタリング技術を確立した。本病に対してトリフルミゾール水和剤1,000倍希釈液17時間苗基部浸漬処理は防除効果が高かった。テブコナゾール水和剤1,000倍希釈液17時間苗基部浸漬処理の防除効果はやや低いが、実用性はあると考えられた。 |
カテゴリ | 耐性菌 防除 モニタリング 薬剤 薬剤耐性 |