課題名 | 2農作物の高品質安定生産技術の確立 (2)輸出等に対応できる「にっこ り」高品質果実生産技術の確立 |
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研究機関名 |
栃木県農業試験場 |
研究分担 |
果樹研究室 |
研究期間 | 完H29~ R2 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:にっこりにおいて、汚果症状の発生要因の解明及びカルシウム資材や植物成長調整剤等の散布による果肉障害軽減効果を明らかにする。 成果:「汚果症状」は、秋季防除を拡充することで発生が軽減されることが示唆された。また、例年発生が多い園地では8月以降の薬剤散布時に乾燥促進剤を混用しても汚果症状の軽減効果が認められなかった。 果実生理障害はCa剤の葉面散布(4月下旬~6月上旬)では今年度は軽減が認められず、効果に年次差があることが明らかになった。また、11月にCa剤を追加散布した年では発生が軽減される傾向があった。遮光により軽減されたが、収穫期が遅れ、果実品質の低下が認められた。西日をカットした場合では、果実生理障害は同程度発生したが重症果率は減少した。 |
カテゴリ | 果肉障害 乾燥 生理障害 防除 薬剤 輸出 |