3.穀物 1)穀類の高品質・省力・低コスト栽培技術の確立 ①需要に応じた小麦の高品質安定栽培技術の確立 ①ー1)カラスムギの防除技術の確立

課題名 3.穀物 1)穀類の高品質・省力・低コスト栽培技術の確立 ①需要に応じた小麦の高品質安定栽培技術の確立 ①ー1)カラスムギの防除技術の確立
研究機関名 奈良県農業研究開発センター
研究分担 育種科
研究期間 完H30~R2
年度 2020
摘要 [目的]県下のカラスムギの発生状況および生育調査
[方法]中部農林振興事務所と連携し、前作以降の不耕起管理、石灰窒素施用による種子休眠打破、小麦播種前の非選択性除草剤処理、小麦の遅播きおよび土壌処置除草剤として比較的効果のあるトリフルラリン剤の処理を組み合わせた防除方法について現地試験を行い、カラスムギの出芽個体数の推移を調査する。石灰窒素については、施用時期を9月中旬に早め(R1年度は10月上旬)、施用量を75kg/10a(R1年度は50kg)に増やした。また所内でポット試験を行い、石灰窒素施用量を50、75、100kg/10aの3水準とし、カラスムギの発芽に及ぼす影響を調査する。
[結果]2月9日時点では慣行ほでの発生数348株/㎡に対して実証ほでは47株/㎡であったが、有効な防除効果は確認できなかった。ポット試験では、石灰窒素によって一部のカラスムギは出芽が前進したが、いずれの施用量でも有効な防除効果は認められなかった。
カテゴリ 安定栽培技術 小麦 栽培技術 除草剤 低コスト 播種 防除

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