ゲノム育種価を活用した大山ルビーの育種改良

課題名 ゲノム育種価を活用した大山ルビーの育種改良
研究機関名 鳥取県中小家畜試験場
研究分担 養豚研究室
研究期間 継R2~6
年度 2020
摘要 目的:鳥取県ブランド豚「大山ルビー」(DB)の生産性向上及びブランド力向上のために、母系であるデュロック種系統豚「大山赤ぶた」(D)と父系であるバークシャー種(B)について異なる手法で育種改良を試みる。         計画:Dについては、繁殖成績(総産子数、生存産子数、離乳頭数、回転率等)及び生産成績(増体、PMS、ロース芯面積、肉色、背脂肪厚、筋肉内脂肪含量、脂肪酸組成等)のゲノム育種価を算出して育種改良に活用する。Bについては、外部から高能力種豚精液を導入し新系統を作出する。
期待される成果:Dの繁殖能力及び産肉能力向上(増体:990g/日→1,050g/日、筋肉内脂肪含量:4.9%→6.0%、オレイン酸含量:42.5%→45.0%)。Bの産肉能力向上(増体:686g/日→720g/日、背脂肪厚:2.5cm→2.2cm)及び肢蹄強化。結果的に、DBの繁殖能力及び産肉能力向上、増頭、ブランド力向上を図る。
得られた成果:D子豚135頭からDNAサンプルを採取した。当場と協力農家にて肥育し、86頭分の生産成績を収集した。また、フィールドでの繁殖成績収集のため、繁殖候補豚6頭を農家に供給した。
BについてはAIした7頭が受胎し、第1世代として49頭(雌23頭 雄26頭)が生産され、現在育成中である。
カテゴリ 育種 ゲノム育種 繁殖性改善

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる