課題名 | 乳牛の乳房炎発症予防法開発事業 |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター
畜産研究所 |
研究分担 |
飼養技術研究室 |
研究期間 | 新R2~4 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:乳牛の疾病の中で、特に乳房炎による経済的損失は多額に上っている。 こうした中、本研究は抗生剤に依存しない飼養管理手法として、畜体等に好影響を与える微生物飼料(プロバイオティクス飼料)の給与による乳房炎の発症予防および乳生産性向上の効果を検討する。 結果:①分娩後90日を経過した供試牛8頭(プロバイオティクス飼料(カルスポリン)給与区6頭、対照区2頭)について、いずれの牛も乳房炎を発症しなかった。 ②期間中の体細胞数の推移は、分娩~5日で高く、分娩1ヶ月後頃までに低下していた。また、両区で体細胞数の変動に差は無かった。 ③分娩後5日までの乳量(初乳)はカルスポリン給与区で高かったが、その後は両区であまり差は無かった。また、両区とも初期の体細胞数が高いものほど、乳量は低い傾向が見られた。 |
カテゴリ | 抗生剤 飼育技術 乳牛 |