課題名 | エネルギー自給園芸ハウスによる高収益・環境保全型野菜安定供給システムの構築 |
---|---|
研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
西農研 |
協力分担関係 |
民間(8) 大学等(5) 公設試(3) 地方公共団体(1) |
研究期間 | 2021-2025 |
年度 | 2021 |
摘要 | ・ 植物残渣等の地域未利用資源を乾式メタン発酵施設で処理して生産されるバイオガス(メタンガス)を園芸施設に供給するモデルプランを事業主体の企業等と作成した。また、配送されるバイオガスをイチゴ園芸施設の暖房用燃料に利用することで、CO2排出量を半減できることを試算した。 ・ CO2濃度計測は、非分散型赤外線吸収法方式の2波長式センサモジュールを用いると、約40%精度が向上することを明らかにした。 ・ アスパラガスの群落構造の評価に必要な群落内への光の透過度合いを層別日射量等から連続的に推定する手法を初めて開発し、推定プログラムを登録した。 ・ このほかに、建設足場資材利用園芸ハウスは、約1.3haの現場導入を香川県や広島県で進めたほか、高温期ミニトマトでは、香川県と連携して商品果率が15%以上向上する暑熱対策技術を開発した。大豆の品種育成では、品種登録出願公表された品種「はれごころ」等のプレスリリースを行ったほか、大麦では水溶性食物繊維β-グルカン含量8%以上の高機能性品種の育成に向け現地栽培試験を進めた。 |
カテゴリ | アスパラガス いちご 機能性 大豆 品種 ミニトマト 未利用資源 |