課題名 | データ駆動型生産管理システムによる露地野菜・花きのニーズ対応安定出荷 |
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研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
野花研 北農研 九沖研 東北研 |
協力分担関係 |
民間(20) 大学等(1) 公設試(2) 協同組合(7) 公益法人(2) 地方公共団体(4) その他(1) |
研究期間 | 2021-2025 |
年度 | 2021 |
摘要 | ブロッコリーのデータ駆動型生産管理システムの開発については、栽培試験によりブロッコリーの物質生産特性を解明し、収穫までの約80日間の生育を±5日以内の誤差で再現するブロッコリー生育モデルを開発した。計画以上の精度の向上の成果を得た。 キャベツ・レタス生育予測モデルについては、測補正と品種パラメータの導入により、重量の予測精度を誤差±4.6%に向上させた。計画以上の精度の向上の成果を得た。WAGRIへの実装は、優先出願により知的財産化し、令和4年3月に完了した。 土壌水分推定モデルについては、乾燥の影響によりキャベツの重量増加が停滞する一方、気温依存の葉齢増加は順調に進む結果、株の肥大が悪くなり、収穫適期の葉齢に達しても低重量になることを明らかにした。 露地キク類については、日長反応特性に基づいて品種候補を選定し、秋田県、宮城県、福島県、富山県、長崎県で盆及び秋彼岸用の栽培を行い、消灯日からの到花日数を明らかにした。到花日数の安定性に基づいて計画出荷のための適応性を評価した。また、暗黒下での葉の品質変化について、複数の指標を用いて品種特性を評価した。 |
カテゴリ | 乾燥 管理システム きく キャベツ 出荷調整 生育予測 品種 ブロッコリー レタス |