課題名 | 病害虫抵抗性品種及び機能性品種の開発による野菜・花きの安定供給と需要拡大 |
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研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
野花研 生物研 資源研 |
協力分担関係 |
民間(9) 独法・国研等(1) 大学等(9) 公設試(16) 公益法人(1) 地方公共団体(1) 外国の機関(2) |
研究期間 | 2021-2025 |
年度 | 2021 |
摘要 | ナス青枯病抵抗性を安定・高精度・高効率で評価できる検定法を確立した。本法は、従来法と比較してスクリーニング効率10倍を実現した。抵抗性台木用ナス品種「台太郎」のゲノム情報との関係を解析し、3つの抵抗性遺伝子座を同定した。アセチルコリン高含有系統「AE-ACH01」については、品種登録出願用データを取得するとともに、アセチルコリン高含有ナス栽培期間を通じた高含有性(既存品種の10倍量)を明らかにした。品種登録に要するデータを取得するとともに、早期収穫が可能となったことから、着果負担の軽減による収量増が得られた。 退緑黄化病抵抗性メロンの育成については、果実形質が優れた系統が見出されたため、当初計画から1年早く試交F1系統を作出し、諸特性の評価を開始した。また、抵抗性遺伝子領域を約100kbに絞り込み、ゲノム解析により候補遺伝子を見出し、想定以上の成果を挙げた。 黒斑細菌病抵抗性ダイコンについては、計画通りに検定法を確立し、2種の菌系に対して安定して強い抵抗性を示す、複数の素材を検索した。 |
カテゴリ | 青枯れ病 害虫 機能性 需要拡大 台木 だいこん 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性品種 なす 品種 メロン |