８園芸作物の新品種の育成と選定 （７）いちごの新品種育成（促成用新品種の育成）

• 研究機関名: 栃木県農業試験場
• 研究分担: いちご研究所（開発研究室） 生物工学研究室 病理昆虫研究室
• 研究期間: 継S44～
• 年度: 2021
• 摘要: 目的：早生性、多収性、耐病性などの特性を有しかつ食味の優れるイチゴ新品種を育成する。; 成果：2016年交配の３系統を特性地検定試験２（５年次）に、2017年交配の９系統を特性検定試験１（４年次）に、2018年交配の38系統を特性検定予備試験（３年次）に、2019年交配の265系統を系統選抜試験（２年次）、2020年交配の実生5,400個体を実生選抜試験（１年次）に、それぞれ供試した。交配は、70組合せを目途に行った。; 萎黄病耐病性優性マーカーを用いて、2021年交配実生3,213個体から1,666個体を、四季成り性連鎖マーカーを用いて、202１年交配実生1,966個体から1,032個体を定植前に選抜した。従来より識別性の優れる新たな四季成り性連鎖マーカーを開発した。; ２種のイチゴ萎黄病菌を用いてそれぞれ51系統、11系統の耐病性を明らかにした。また、２種のイチゴ炭疽病菌を用いてそれぞれ53系統、16系統の耐病性を明らかにした。
• カテゴリ: 萎黄病 いちご 栽培技術 新品種 新品種育成 多収性 炭疽病 良食味