課題名 | 極早生ミカン‘YN26’の安定生産技術の確立 |
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研究機関名 |
和歌山県果樹試験場かき・もも研究所 |
研究分担 |
栽培部 |
研究期間 | 新R3~R5 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:‘YN26’は和歌山県果樹試験場が育成した極早生ウンシュウミカンであるが、生育期間中に裂果や日焼け果の発生が多く、問題となっている。また、生産者の所得向上のために、ブランド果実である「紀のゆらら」(糖度10以上、クエン酸1.10%以下)の合格率を向上させる必要がある。すこで、本研究では裂果や日焼け果の対策技術および高品質果実の安定生産技術を確立する。 成果:①生理障害発生の実態調査を行った結果、7月下旬の調査開始以降、高温期に発生が多かった。裂果は、過乾燥後の降雨によって多かった。 ②樹体内の着果部位別に調査したところ、樹冠下部の内側の果実で発生が少なかった。 ③生理障害発生の対策技術として、炭酸カルシウム剤散布が有用であった。 |
キーワード | 極早生ミカン、生理障害果、ブランド果実生産 |
カテゴリ | 温州みかん 乾燥 生理障害 日焼け果 |