水稲・麦類・大豆の除草剤等新資材適応性検定試験

課題名 水稲・麦類・大豆の除草剤等新資材適応性検定試験
研究機関名 佐賀県農業試験研究センター
研究分担 作物部
研究期間 継S45~
年度 2021
摘要 目的:
新規除草剤の水稲・麦類・大豆に対する適応性を検討し、実用化の判定資料並びに除草剤の使用体系確立の基礎資料とする。
成果:
(1) 以下の薬剤を供試し、効果及び薬害を判定した。
①水稲
湛水直播(4剤)
KUH-202ジャンボ(兼0.25kg粒)、KUH-202-1kg粒、BCH-195SC、BCH-196SC
②麦類
小麦(3剤)
AK-01液、ANK-553(改)乳(商品名:ゴーゴ-サン)、BAW-0907液(商品名:サイコセルPRO)
(2) 除草剤・生育調節剤の効果・薬害
 ①水稲
KUH-202ジャンボ:除草効果は極大(セリを除く)だが、薬害程度が顕著(大)であることから再検討(△)と判断。
KUH-202-1kg粒:除草効果は極大(セリを除く)だが、薬害程度が顕著(中)であることから再検討と判断(△)。
BCH-195SC:除草効果は極大、分げつの抑制がみられたが、収量への影響はなく、総合判定は良と判断。
BCH-196SC(100mL/10a処理):除草効果は極大だが、薬害程度が顕著(中)であることから実用化否と判断。
◎BCHの2剤について、根の露出が顕著であり、薬害が助長された可能性があることを明記(KUHの方には記載済み)
 ②小麦
 AK-01液(播種後出芽前、雑草生育期):除草効果が高く、薬害もみられなかったことから、実用可能と判断。
 ANK-553(改)乳 (小麦生育期、雑草生育前): 除草効果が高く、薬害もみられなかったことから、実用可能と判断。除草効果が高く、薬害もみられなかったことから、実用可能と判断。
BAW-0907液 (倒伏軽減剤):節間伸長抑制、倒伏軽減効果が認められ、薬害もみられなかったため、実用化可能と判断。
(3) 試験結果については、(公益財団法人)日本植物調節剤研究協会にて「適2試験成績集録」に取りまとめられている。
カテゴリ 小麦 雑草 除草 除草剤 水稲 せり 大豆 播種 薬剤

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