課題名 | 新規作物と基幹作物の組み合わせによる新輪作体系の確立 |
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課題番号 | 1992002130 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畑作管理・作付体系研 |
研究期間 | 新H04~H06 |
年度 | 1992 |
摘要 | 北海道の畑作地帯においては主要作物の作付け面積が制限されているため、大規模機械化の作業体系にあった新しい作物の導入による新作型の開発が強く求められている。この新作型の一つとして、大規模畑作に適合した野菜の導入、特にコムギの前作として大規模機械化が可能な短期生育型の野菜を取り入れた新しい作付体系の創出が期待されている。一方、野菜跡地では一般に土壌に残存する肥料成分及び収穫残さが多いため、作物の栄養バランスなど後作に様々な影響を与えることが知られている。ここでは北海道における大規模機械化による野菜と、従来からコムギの前作として作付されている生食用バレイショが後作に及ぼす影響の解明を通じて、コムギの前作物としての野菜導入を評価し、新輪作体系の確立を図る。初年度はコムギの前作として新規導入の可能性が高いニンジンを用い新旧2種の施肥法について収量、作物残さ量、残存肥料成分をバレイショと比較する。また、ニンジン及びバレイショ後コムギの越冬前後の生育を比較し、越冬茎数、窒素吸収量等からコムギの生育に適した前作物の栽培条件の評価を行う。 |
カテゴリ | 肥料 寒地 機械化 栽培条件 施肥 低コスト にんじん ばれいしょ 輪作体系 |