スギノアカネトラカミキリの人工飼育法の確立(82)

課題名 スギノアカネトラカミキリの人工飼育法の確立(82)
課題番号 1992004191
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 森林生物・昆虫管理研
研究期間 延H01~H04
年度 1992
摘要 カイコ用に開発された人工飼料の組成のうち桑葉乾燥粉末をスギ枝乾燥粉末でおきかえた飼料を用い,25℃16時間明8時間暗の条件下でスギノアカネトラカミキリの幼虫を飼育した。飼料に孵化幼虫を接種したところ70.7%が生存し,その後は組成の一部を変えた3種類の飼料を用いて飼育を継続した。300日を経過した時点での接種数に対する羽化率は,3種類の飼料全体で7%であった。飼料の組成についてはL-アスコルビン酸とコレステロ-ルを20%増量したものでは幼虫の生存率,羽化率ともに悪くなり,でんぷんを33%増量したものでは生存幼虫の体重が重くなった。これらより,以上の条件では大量飼育が可能なほどの羽化率を得ることは出来ないと思われた。今後は、飼料の改良と温度・日長などの飼育条件について検討する。
カテゴリ カイコ 乾燥

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