| 課題名 | 可視被害の発生と生理的要因の変化(162) |
|---|---|
| 課題番号 | 1992004273 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
| 研究分担 |
森林環境・環境生理研 |
| 研究期間 | 延S62~H04 |
| 年度 | 1992 |
| 摘要 | 関東平野でスギと同所的に生育し衰退がほとんど認められていない樹種と、水蒸気拡散コンダクタンスおよび水分通導抵抗を比較し、スギの水消費・吸水特性を明らかにした。健全なスギの水蒸気拡散コンダクタンスを51樹種と比較した結果、アズキナシ、エゴノキ、ミズキなどと共に高い値を示し、水消費の著しい樹種であることが確かめられた。スギの水分通導抵抗は、サワラ、ヒノキに比べても大きく、主用広葉樹と比べて2~3以上大きく、根からの吸水に大きな遅れが生じやすい性質のあることが判った。これらの事実から、スギは大気および土の乾燥にもともと極端に弱い特性があるため、年々乾燥化が進む平野部の環境では、スギの成長はジリ貧になり衰退していっているのではないかとの、スギ林の現在の衰退原因についての仮説を導いた。本課題は地球環境研究が延長されたことに伴い1年延長することとなった。 |
| カテゴリ | あずき 乾燥 |