課題名 | 糸状菌及び天敵昆虫によるマツノマダラカミキリ防除法の開発 |
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課題番号 | 1992004402 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林生物・昆虫生態研 |
研究期間 | 新H04~H08 |
年度 | 1992 |
摘要 | 天敵微生物のボーベリア菌を付着したキイロコキクイムシをマツ被害材に放虫して、マツノマダラカミキリに対する野外条件下での効果的な防除手法を検討する。{年次計画}微害地における省力化放虫試験(4~5年)。ボーベリア菌の二次感染動向調査(4年)。さらに天敵昆虫のアリガタバチ類はカミキリムシ類の幼虫や蛹に外部寄生する寄生蜂であり、本種を利用したマツノマダラカミキリの防除を目的とする。{年次計画}日本産有力種の探索・飼育技術の確立と代替奇主の選択、大量増殖(4~8年)。マツノマダラカミキリの産卵木及びマツ被害林への放虫・効果調査(5~8年)。以上により期待される成果は、天敵微生物防除対策として実用化に向けての利用評価の基礎となり、また、日本産アリガタバチの有力種の探索及び増殖技術の確立によって防除利用に活用できるかが明らかになる。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 飼育技術 省力化 天敵利用 防除 |