課題名 | 食餌木植栽による鳥類誘致試験(299) |
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課題番号 | 1992004414 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
多摩(主研) |
研究期間 | 延H01~H06 |
年度 | 1992 |
摘要 | 野生鳥類の餌となるガマズミ、シャリンバイ、コムラサキ、ウメモドキなどの成熟した種実を採食するために飛来した鳥類は、ヒヨドリ、オナガ、ツグミ、メジロなど総数15種類で、これらはガマズミ、トキワサンザシ、シャリントウ、シャリンバイ、ウメモドキの順に多く採食利用され、全体の40%がガマズミに集中し、採食利用された食事木は総数13種であった。一方、自然樹木では、カキ、ノイバラ、モチノキ、サザンカの順で採食利用され、ヒヨドリ、オナガ、ツグミ、メジロなど13種が利用した。誘致林、自然樹木とも採食に飛来した鳥類群集は、ほぼ同じ傾向を示した。採食に飛来する鳥類は、動物に対する警戒心が強く、また人為的影響も高い。定量的な資料を得るために6年度まで継続する。 |
カテゴリ | うめ かき がまずみ 管理技術 ばら |