寡雨乾燥地域における土壌構造と水移動及び保水メカニズムの解明(503)

課題名 寡雨乾燥地域における土壌構造と水移動及び保水メカニズムの解明(503)
課題番号 1992004620
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 関西・土壌研
研究期間 完S63~H03
年度 1992
摘要 寡雨乾燥地域における山地の水保全機能を明らかにするため、山地小流域で土壌の水ポテンシャルを測定した。この試験地の保水容量は基本的に土層の厚さによって決まり、斜面上の保水容量分布は土壌型の分布とよく一致していた。通年的な保水量の変化は夏季に最小となり、水ポテンシャルはpF2.8~3.2となって土壌中を移動できる状態の水はほとんどなかった。土壌保水量と流出量はよく対応していた。水移動メカニズムについては、土壌溶液塩類濃度連続測定電極を考案して土壌中を移動する NaClを検出し、水移動速度を測定した。土壌中の水移動は、地表の一点から給水した場合、まず垂直方向に早い速度の移動(0.1mm/sec)が起こり、その後斜面と平行方向に遅い移動(0.01mm/sec)がみられた。これらの成果は、森林の水源かん養機能向上させるための施業技術開発における基礎的資料として活用される。
カテゴリ 乾燥 管理技術

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