ニマイガワキン菌およびシトネタケ菌の生理・生態的性質の解明(629)

課題名 ニマイガワキン菌およびシトネタケ菌の生理・生態的性質の解明(629)
課題番号 1992004744
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 九州・特産研
研究期間 継S58~H05
年度 1992
摘要 ニマイガワキン菌の子のう胞子懸濁液をほだ木に種々な方法で接種した結果、子座占有率で表した被害程度は穿孔接種が最も高く、次にのみ傷接種およびシイタケ種駒孔接種であった。木口穿孔接種は低い値を示し、鋸傷接種および塗布接種では接種の効果はほとんど認められなかった。温度と腐朽力との関係を検討した結果、ニマイガワキン菌の腐朽度は27℃または30℃で最も高く、35℃でも高い値を示した。シトネタケ菌の腐朽度は15~30℃で高い値を示し、27℃で最も高かった。ほだ木を環境の異なる試験地に伏込んだ結果、ニマイガワキン菌による被害は気温が高く、湿度が低い実験林の方が山浦試験地より高かった。シトネタケ菌の被害率は逆に山浦試験地の方が高かった。
カテゴリ 病害虫 しいたけ 防除

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