課題名 | 水田裏作の難防除雑草の生態の解明(133) |
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課題番号 | 1992003084 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
水田利用・雑草制御研 |
研究期間 | 継H01~H06 |
年度 | 1992 |
摘要 | 水田裏作麦圃の新帰化雑草トゲミノキツネノボタンとイボミキンポウゲのそう果は混入2年目でも各々11~30%,30~48%が土中で生存し,作付別では水稲-いぐさ>水稲-小麦>大豆-小麦の順に高かった。土壌水分3段階と温度4段階を組み合わせた夏期の貯蔵条件の下では,そう果の休眠覚醒は湿潤土壌の20,30℃で促進され,湛水土壌の30℃では死滅そう果が増加した。麦圃で増加しているカズノコグサの幼植物はスズメノテッポウのそれに酷似するため,第2,3葉の形態を比較した結果,カズノコグサでは幅が有意に広いが実用的な識別点ではない。また,種子の発生深度の分布は両種でほぼ等しいが,カズノコグサでは生長点の位置の深い個体の割合が高かった。 |
カテゴリ | 病害虫 いぐさ キツネノボタン 小麦 雑草 水田 大豆 難防除雑草 |