発熱塗料による土壌温度制御システムの開発(102)

課題名 発熱塗料による土壌温度制御システムの開発(102)
課題番号 1992000116
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 土壌肥料・土壌改良研(土壌改良班)
研究期間 継H02~H04
年度 1992
摘要 発熱塗料を塗ったビーカー(容量2l,印加電圧3V,印加電流2.5A)に土壌水分を2段階(25~36%)に調節した灰色低地土を入れて通電したところ,約80分で中心が60℃に到達した。この温度を1時間継続した後,両土壌を用いてチンゲンサイを栽培した。対照とした加温しない土壌では根腐れや根瘤病の発生で,チンゲンサイの生育が極めて悪く枯死する株もあったのに対し,加温した両土壌では発病は全く認められず順調な生育を示した。このことから,土壌水分がある程度ある場合,60℃1時間の加温で殺菌が可能なこと,そのために発熱塗料が有効であることがわかった。次年度は枠圃場で熱の伝導や土壌消毒の効果を明らかにする。
カテゴリ 肥料 管理技術 診断技術 チンゲンサイ 土壌環境 土壌消毒

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