課題名 |
根粒菌への遺伝子導入法の開発(41) |
課題番号 |
1992002293 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
作物開発・育種工学研
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研究期間 |
延H01~H04 |
年度 |
1992 |
摘要 |
8系統のダイズ根粒菌(USDA94,J501,J5033,646,27,54,81,39)に電気穿孔法によるスプレプトマイシン耐性遺伝子導入を行った。パルス電圧は、0、8、12、16、20kV/cmとした。その結果、J501とJ5033と646で耐性菌の出現が見られた。また、USDA94は、元来から耐性を示したが、電気穿孔により選択培地上の菌数が増加した。また、J501とJ5033では、12kVで耐性菌が最も多くみられたが、USDA94と646では20kVで最も多かった。耐性菌のプラスミドについて調べた結果、USDA94とJ501でプラスミドの存在が確認された。しかし、J501、USDA94とも、もとのRSF1010とは異なり、大分子量の位置にバンドが観察された。ダイズ根粒菌内において、RSF1010は、安定して保持されなかった。RSF1010は大豆根粒菌の中で安定して保持されなかったので、他のプラスミドによる形質転換を試みる。
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カテゴリ |
大豆
耐性菌
もも
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