課題名 | 稲・麦病害に対する新殺菌剤の作用特性に関する研究(61) |
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課題番号 | 1992002311 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用地域基盤・水田病害研病害生態研 |
研究期間 | 単H03~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 東北地域において重要病害である稲のいもち病と小麦のさび病について、効率的防除法の開発が要望されているので、新しく開発された殺菌剤について作用特性を明らかにし、有効適切な使用方法を検討した。いもち病では、新薬剤01301粒剤は、移植当日に育苗箱に一回施用するだけで、葉いもちと穂いもちを防除でき、優れた防除効果と残効性があった。実用性は高く、また箱施用のため省力になると思われる。小麦さび病では、新薬剤ホクボルドー水和剤は、発病初期と胞子堆急増期の2回散布の結果、激発条件下では防除効果はなく、実用性に乏しいと思われる。残された問題点:いもち病では水面施用剤一回施用による防除効果、さび病は効果の高い薬剤の検討が必要である。成果の受け渡し先:委託者に成果報告書を提出し、薬剤登録のための資料となる。 |
カテゴリ | 病害虫 育苗 いもち病 害虫 管理技術 小麦 防除 薬剤 |