課題名 |
連作による生産力の変動過程と要因の解明(181) |
課題番号 |
1992002428 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
畑地利用・作付体系研畑土壌研畑病虫害研
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研究期間 |
継H01~H10 |
年度 |
1992 |
摘要 |
だいこんとはくさいの秋作は、9~10月の長雨などによる天候不順のため生育が劣り、特に腐植質黒ボク土畑の収量は減少した。だいこんの根部は発育不良で上物率が低下した。はくさいの球重も全般に軽かったが、堆肥施用区の収量はやや優る傾向がみられた。だいずは7~8月の長雨・低温・台風の悪影響を受け、腐植質黒ボク土畑の土壌は多湿状態が長く、淡色黒ボク土畑より収量が劣った。また、輪作に対し連作の特に無堆肥区で減収傾向がみられた。小麦の収量変動傾向は明らかでなかった。キタネグサレセンチュウは腐植質黒ボク土畑だいずの連作輪作両区で増殖傾向がみられ、土壌動物は堆肥施用区とだいず区でやや多かったが、収量などとの関係は明らかでなかった。はくさいの根こぶ病の増加した区の土壌水分率はやや高く、収量は減少した。4年度は設計に従い土壌理化学性についても検討を行なう。
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カテゴリ |
病害虫
小麦
だいこん
大豆
はくさい
輪作
連作障害
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