スギノアカネトラカミキリの人工飼育法の確立(75)

課題名 スギノアカネトラカミキリの人工飼育法の確立(75)
課題番号 1993004172
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 森林生物・昆虫管理研
研究期間 完H01~H04
年度 1993
摘要 カイコ用に開発された人工飼料組成の桑葉乾燥粉末をスギ枝乾燥粉末に置き換えた飼料(約20%含有)で幼虫期の日長を24℃15L9Dで飼育後2、3、4か月目に24℃10L14Dへ、また、24℃10L14Dで飼育後2、4か月目に24℃15L9Dへ変化させて飼育した。羽化率はいずれの処理区でも低く(0~37%)、幼虫期の日長の変化は本種の蛹化、羽化にそれほどの影響を及ぼしていないと考えられた。また、同様な人工飼料で飼育され、蛹化しない個体に対し、蛹化を促進させる目的で7℃および15℃に7か月間低温処理を施したが、効果は見られなかった。岩手県で採集された成虫に対し20℃14L10Dの条件下で20倍ハチミツ水だけと蒸留水だけを与え、異なる餌条件下における生存日数および産卵数を調べたところ、20倍ハチミツ水を与えた方が、生存日数が長くなり、産卵数も多くなった。
カテゴリ カイコ 乾燥

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