課題名 | 林業経営管理手法の体系化(560) |
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課題番号 | 1993004610 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
関西・経営研 |
研究期間 | 継H04~H08 |
年度 | 1993 |
摘要 | 近年の林業経営の変容とそれに伴う森林施業の変化の実態を探ることを目的に、スギ並材生産を主体とした新興林業地(愛媛県久万林業地)の中小林家経営、優良材生産を目的とした先発林業地(三重県尾鷲林業地)における企業家的林業経営を対象とした調査を行った。タイプの異なる林業経営の間に共通する点として、林内の路網整備をベースに、生産性向上をめざした機械化等による技術革新(特に搬出過程)が積極的に図られて来ている点が抽出された。自走機械を活用することで、小回りの効く伐出や林内管理が容易となり、少人数による多間伐や小面積皆伐により、きめ細かで市況に即応した収穫作業を可能にしていることが明かとなった。経営に対しての支援システムを開発するには、立木の品質を重視した詳細な市況情報を収集する必要があり、経営情報読取装置の導入が必要である。 |
カテゴリ | 機械化 経営管理 |