課題名 | セルロースへのフッ素処理技術の開発(719) |
---|---|
課題番号 | 1993004779 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
木材化工・化加工研(科長) |
研究期間 | 継H03~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | セルロース及びアセチルセルロース・シアノエチルセルロース・ベンジルセルロースの各種セルロース誘導体に、種々の均一系及び不均一系の反応系を検討し、均一系下においてパーフルオロアルキル基の炭素鎖長の異なる(C=1、2、8)含フッ素アクリレートをグラフト共重合させることに成功した。得られた共重合体は、耐湿性を有するとともに、顕著な熱流動性を示しフィルム成形が可能であることがわかった。さらに、そのフィルム成形物の性質として、臨界表面張力が極めて低いこと、良好な誘電特性を持つことがわかり、熱的・電気的特性を有する新規な機能性材料の開発の可能性を示した。 |
カテゴリ | 加工 機能性 くり 耐湿性 |