| 課題名 | 熱帯樹種の環境適応性機構の多様性に関する研究(857) |
|---|---|
| 課題番号 | 1993004930 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
| 研究分担 |
森林環境・環境生理研 |
| 研究期間 | 完H02~H04 |
| 年度 | 1993 |
| 摘要 | マレーシア森林研究所において、熱帯多雨林の主要構成樹種であるフタバガキ科6種について、自然条件下で生育する成木と苗畑に成育する苗木の葉の水分特性をP-V法によって調べ比較した。さらに、2種については温度-光合成関係を検討した。その結果、苗木よりも成木のほうが、いずれの樹種においても著しく乾燥抵抗性が高く、葉も厚かった。湿地によく出現するS.assamicaは、ほかの樹種にくらべ乾燥抵抗性が低い傾向が認められた。これらのことから、多雨林と言えどもよく管理された苗畑よりは乾燥環境にあり、それぞれの樹種で程度の差はあるが水ストレスに対して乾燥適応していることが明らかになった。また、炎天下でよく成育するH.odorataの光合成の最適温度は、耐陰性の高いN.heimiiより高温側にあり、生態的な種特性との対応が認められた。 |
| カテゴリ | 乾燥 抵抗性 |