| 課題名 | 樹体内水分動態及びそれが果実品質に及ぼす影響の解明(173) |
|---|---|
| 課題番号 | 1993001299 |
| 研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
| 研究分担 |
栽培・気象研 |
| 研究期間 | 継H01~H05 |
| 年度 | 1993 |
| 摘要 | 温州みかん栽培では果実の品質向上、特に糖度上昇の効果を狙って、積極的に「水切り」が行われている。そこで、夏季の水ストレス付与による糖度の向上原因を、光合成と果実肥大及び樹体の呼吸との関係から検討した。3年生‘佐々木早生’鉢植え樹を用い、8月と9月に潅水量を調節し、水ストレス(乾燥)を与えた。処理区の水分状態は、葉の水ポテンシャルで評価し、光合成は携帯用測定装置を用いて行った。その結果、果実肥大は水ストレスが強い区ほど抑制されたが、糖度は高くなった。光合成速度はストレスの強い区ほど抑制程度が大きく、かつ日変化も少ない。また、樹体の呼吸速度も抑制されていた。それ故、夏季の水ストレスによる糖度上昇の一因には、呼吸や果実肥大の抑制が関与すると推定された。 |
| カテゴリ | 温州みかん 乾燥 |