高水分大豆のしわ粒発生機構の解明による品質保持技術の開発(94)

課題名 高水分大豆のしわ粒発生機構の解明による品質保持技術の開発(94)
課題番号 1993002594
研究機関名 北陸農業試験場(北陸農試)
研究分担 地域基盤・機械施設研
研究期間 継H03~H05
年度 1993
摘要 エンレイ、タチナガハ等の5品種について、送風温湿度条件別に乾燥に起因するしわ粒・裂皮粒の発生率を10%以内に抑制するための限界初期水分を明らかにした。一例をあげれば、しわ粒・裂皮粒の発生率を10%以下にするためには、エンレイでは送風温湿度が35℃-60%の場合、大豆の初期水分は22%以下でなければならない。しわ粒・裂皮粒の発生原因と考えられる乾燥中あるいは乾燥終了後の大豆の粒内に生ずる水分分布による応力を有限要素法を用いてシミュレーションし、モデルの妥当性を乾燥中の平均水分と裂皮発生時間から検証した。容量300■の湿度制御が可能な試作循環型乾燥機の性能試験を行い、問題点を明らかにした。次年度は、モデルに基づく送風温湿度パターンの最適化と試作乾燥機の調湿機構の改良を行う。
カテゴリ 乾燥 しわ粒 水田 大豆 品質保持 品種 輪作

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