課題名 | 甘しょの高品質貯蔵技術(82) |
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課題番号 | 1993000072 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
プロチーム作物開発・プロ6資源作育研(畑作育種班) |
研究期間 | 継H01~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | かんしょのウィルスフリー化が塊根の貯蔵性に及ぼす効果をベニアズマで検討した。塊根生重の減少速度は貯蔵後100日頃までウィルスフリー塊根の方が遅かった。その後の減少速度には差がなかったが、約1年貯蔵後の生重減はウィルスフリー塊根の方が2%程度少なかった。また、乾物率や可溶性糖類の含有率にはフリー化による差がなかったが、でん粉含有率はウィルスフリー塊根の方か高かった。このように、ウィルスフリー化によって貯蔵中の塊根重、でん粉の減耗が軽減されることが明らかになった。なお、約1年間の貯蔵中の腐敗は対照区では塊根50個のうち3個が腐敗したが、ウィルスフリー塊根の腐敗はゼロであった。 |
カテゴリ | かんしょ 管理技術 保存・貯蔵 |